AdSenseポリシー違反で落ちた場合の確認と対処手順
AdSenseの審査で「ポリシー違反」と言われたとき、どこが違反なのかを具体的に教えてもらえないことがほとんどです。
Googleのヘルプにもポリシーの一覧は記載されていますが、自分のサイトのどこが該当するのかは、自分で判断するしかありません。
この記事では、ポリシー違反の全体像と、対処の考え方を整理します。
「ポリシー違反」は「有用性の低いコンテンツ」の親カテゴリー
まず押さえておきたいのは、「有用性の低いコンテンツ」もポリシー違反の一種だということです。
Googleのパブリッシャー向けポリシーは大きく「コンテンツポリシー」「行動ポリシー」「プライバシーに関するポリシー」「要件とその他の基準」の4つに分類されており、有用性の低いコンテンツはその中の行動ポリシーに含まれます。
つまり、審査メールに「ポリシー違反」と書いてあった場合でも、その原因のほとんどは「有用性の低いコンテンツ」です。特別な違反をしていない限り、まずコンテンツの質を見直すことが先決です。

ブログ運営で引っかかりやすいポリシー違反
Googleのポリシーは非常に広範囲にわたりますが、一般的なブログ運営で実際に引っかかりやすいものは限られています。順番に確認してみてください。

有用性の低いコンテンツ
審査落ちの原因としてもっとも多いパターンです。読者の疑問に答えられていない記事、どこにでもある情報をまとめただけの記事、AIで生成したテキストをそのまま使った記事などが該当するとされています。
WELUCAのサポート実績でも、ポリシー違反の原因はほぼここに集約されます。まず自分の記事が「読者の役に立てているか」という視点で見直してみてください。

コピーコンテンツ・著作権侵害
他のサイトの文章をそのままコピーしたり、オリジナリティのない転載記事を掲載しているサイトは、著作権侵害およびコピーコンテンツとして違反と判断される可能性があります。Googleはオリジナルで価値のあるコンテンツを求めています。
他のサイトを参考にすること自体は問題ありません。ただし、文章をそのまま使ったり、内容を少し言い換えただけの記事は、コピーコンテンツとみなされる可能性があります。自分の言葉・自分の体験で書くことが大切です。

プライバシーポリシーが設置されていない
Googleのポリシーでは、広告を掲載するサイトにはプライバシーポリシーの設置が必須とされています。Googleがクッキーやデータを使用することをユーザーに開示する必要があるためです。
プライバシーポリシーを作ったつもりでも、固定ページが下書きのままになっていたり、メニューにリンクが設置されていないケースがよくあります。公開されていて、サイト内からアクセスできる状態になっているか確認してください。

禁止ジャンルのコンテンツ
アダルト・ギャンブル・違法行為の助長・危険なコンテンツ・ヘイトスピーチなどは、Googleのコンテンツポリシーで明確に禁止されています。これらのジャンルはAdSenseの収益化対象外とされています。
直接的にこれらのジャンルを扱っていなくても、記事の中に該当する表現や画像が含まれていると違反とみなされることがあります。過去に書いた記事も含めて一度確認しておきましょう。

広告の不正配置
アフィリエイト広告がコンテンツに重なっていたり、クリックを誘導するような配置になっているサイトも、行動ポリシー違反として審査に影響する可能性があるとされています。
審査前からアフィリエイト広告を多数設置している場合、「サイトの目的がアフィリエイト誘導である」と判断されることがあります。審査申請前は広告の数と配置を整理しておくのが無難です。

ポリシー違反への対処の考え方
Googleのヘルプにはポリシーの一覧が記載されていますが、自分のサイトのどこが該当するかまでは教えてくれません。WELUCAの考えとしては、「ポリシー違反になるコンテンツを避けながら、とにかく良質な記事を書くこと」が最良の近道だと考えています。

具体的な対処の順番は次のとおりです。
- 禁止ジャンル・禁止コンテンツが含まれていないか確認する
- プライバシーポリシーが公開・設置されているか確認する
- コピーコンテンツや著作権侵害に当たる記事がないか確認する
- 記事の内容が読者の役に立てているか見直す
- 修正してから再申請する
ポリシー違反かどうか迷ったときの判断基準
Googleのポリシーは広範囲にわたるため、「これは違反になるのか?」と判断に迷う場面があります。そういうときは、「この記事・このコンテンツは、読者にとって本当に役立つか」という一点に立ち返って考えるのが最もシンプルな判断基準です。
WELUCAの考えとしては、「ポリシー違反になるコンテンツを避けながら、良質な記事を書くこと」が最良の近道だと考えています。グレーゾーンで迷うくらいなら、そのコンテンツは書かない判断も一つの選択です。

- この記事を読んで、読者は何か得られるか?
- このコンテンツは、誰かを傷つけたり、誤解させたりしないか?
- 自分がGoogleの審査担当者なら、このサイトに広告を載せたいと思うか?
申請前のポリシー違反チェックリスト
再申請前に、以下の項目を一つずつ確認してみてください。チェックできない項目が残っている状態での申請は、同じ結果になる可能性が高いです。

- 記事は読者の疑問に最後まで答えられているか
- 自分の体験・一次情報が含まれているか
- 他サイトからのコピーや転載がないか
- アダルト・ギャンブル・違法行為に関する内容が含まれていないか
- PVがほぼない記事を非公開または削除したか
- プライバシーポリシーが公開されており、メニューからアクセスできるか
- お問い合わせフォームが設置されているか
- 運営者情報ページに誰が運営しているか明記されているか
- カテゴリーが整理されており、空のカテゴリーがないか
- スマホ表示が崩れていないか
- アフィリエイト広告がコンテンツより多くなっていないか
- 広告クリックを誘導するような文言がないか
- リンク切れや有害なリンクがないか
「ポリシー違反」と「有用性の低いコンテンツ」の違いを理解する
この2つは混同されやすいですが、関係性を整理すると理解しやすくなります。「ポリシー違反」は審査落ちの理由として届く上位カテゴリーで、「有用性の低いコンテンツ」はその中に含まれる具体的な違反の一種です。
イメージとしては、「ポリシー違反」という大きな箱の中に「有用性の低いコンテンツ」「コピーコンテンツ」「禁止ジャンル」などが入っているイメージです。審査メールに「ポリシー違反」と書いてあっても、ほとんどのケースでは「有用性の低いコンテンツ」が原因です。

| 用語 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| ポリシー違反 | Googleのルールに反している状態の総称 | 違反の種類を特定して修正する |
| 有用性の低いコンテンツ | 読者にとって価値がないと判断された記事 | 記事の内容を充実させる |
| コピーコンテンツ | 他サイトからの転載・著作権侵害 | 自分の言葉で書き直す・削除する |
| 禁止ジャンル | アダルト・ギャンブル・違法行為など | 該当記事を削除またはジャンルを変更する |
よくある質問
- どこがポリシー違反なのかGoogleは教えてくれないのですか?
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基本的には教えてくれません。不合格メールにはカテゴリ名(「有用性の低いコンテンツ」など)が記載されることはありますが、具体的にどの記事のどの部分が問題かまでは示されません。自分でサイト全体を見直す必要があります。
- アフィリエイト広告を貼っているとポリシー違反になりますか?
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アフィリエイト広告の存在自体はポリシー違反ではありません。ただし、コンテンツよりも広告の方が多い状態や、クリックを誘導するような配置はポリシー違反とされています。審査前は広告の量と配置を整理しておくことをおすすめします。
- ポリシー違反を修正したかどうか、自分で判断できますか?
-
禁止ジャンルの有無やプライバシーポリシーの設置など、チェックリスト的に確認できるものは自分で判断できます。一方、「コンテンツの質が十分かどうか」は自己判断が難しいため、何度再申請しても通らない場合は第三者に確認してもらうことも有効です。
- ポリシー違反が原因でBANされることはありますか?
-
審査段階では不合格になるだけですが、合格後にポリシー違反が発覚した場合はアカウント停止(BAN)になる可能性があるとされています。審査に合格することがゴールではなく、継続的にポリシーを守って運営することが大切です。
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