AdSenseとGoogleアナリティクス(GA4)を連携する方法【記事別・流入経路別の収益を確認する】
「どの記事からAdSense収益が出ているか確認したい」という方へ。
AdSense管理画面のTop pagesでも記事別の収益は確認できます。ただしGA4と連携することで、アクセス経路別・デバイス別など、より深い分析ができるようになります。この記事では連携のメリット・手順・実際の活用方法を解説します。

GA4とAdSenseを連携するメリット
AdSense管理画面だけでも収益は確認できますが、GA4と連携することでより深い分析ができます。
AdSense単体では「どの広告枠で収益が出たか」は分かりますが、「どの記事・どの流入経路から収益が出たか」は分かりません。GA4と連携することでこれが分かるようになります。
- 記事別の収益が分かる:どの記事がAdSense収益に最も貢献しているかを把握できる。リライトや関連記事追加の優先順位を決めやすくなる
- 流入経路別の収益が分かる:検索・SNS・直接流入など、どのアクセス経路から収益が出ているかを確認できる
- デバイス別の収益が分かる:スマホ・PCでどちらの収益が高いかをGA4のデータと合わせて分析できる
- AdSenseのTop pagesを補完できる:AdSenseのTop pagesはPVが少ない記事が表示されないことがあるが、GA4との連携で全記事の収益データを確認できる
GA4とAdSenseを連携する手順
AdSense側の設定
- AdSense管理画面にログインする
- 左メニュー「アカウント」→「アクセスと認証」→「Googleアナリティクスとの統合」をクリックする
- 連携したいGA4プロパティを選択して「続行」をクリックする
- 「リンク」をクリックして連携を完了する
GA4側の確認
- GA4管理画面にログインする
- 左下「管理」→「プロダクトリンク」→「Google AdSenseのリンク」をクリックする
- 連携済みのAdSenseアカウントが表示されていれば設定完了
- データの反映には最大24〜48時間かかることがある
GA4でAdSense収益データを確認する方法
連携が完了するとGA4でAdSenseのデータを確認できるようになります。
記事別の収益を確認する
- GA4管理画面「レポート」→「収益化」→「パブリッシャー広告」をクリックする
- 「AdSense収益」の推移グラフと数値が表示される
- 「ページ別」に切り替えることで、どの記事から収益が出ているかを確認できる
流入経路別の収益を確認する
- GA4管理画面「探索」→「空白」をクリックして新しい探索レポートを作成する
- 「ディメンション」に「セッションのデフォルトチャネルグループ」を追加する
- 「指標」に「AdSense収益」「AdSenseインプレッション数」「AdSenseCTR」を追加する
- 「行」に「セッションのデフォルトチャネルグループ」を設定して実行する
- 検索・SNS・直接流入ごとのAdSense収益が一覧で表示される
AdSense単体でできる分析・GA4連携でできる分析の違い
連携前に「AdSense単体でどこまで分析できるか」を整理しておきます。
AdSense管理画面だけでも記事別・広告ユニット別・端末別など様々なデータを確認できます。GA4との連携は「さらに深く分析したい場合の強化手段」として位置づけてください。
| 確認したい内容 | AdSense単体 | GA4連携後 |
|---|---|---|
| 記事別の収益 | ◎ Top pagesで確認できる(PVが多いページが中心) | ◎ 全記事の収益を確認できる |
| 広告ユニット別の収益 | ◎ Ad unitsで確認できる | ○ GA4でも確認できる |
| 端末別(スマホ・PC)の収益 | ◎ Platformsで確認できる | ◎ GA4でも確認できる |
| 流入経路別の収益 | ✕ 確認できない | ◎ 検索・SNS・直接流入別に確認できる |
| PVが少ない記事の収益 | △ Top pagesに出ないことがある | ◎ 全記事確認できる |
| ユーザー行動と収益の相関 | ✕ 確認できない | ◎ 滞在時間・直帰率と収益を合わせて分析できる |
| コンバージョンとの比較 | ✕ 確認できない | ◎ アフィリエイト成果との比較ができる |
PVが月3,000以下の段階ではAdSense単体のTop pagesで十分です。月1万PVを超えて収益改善を本格的に行いたいタイミングでGA4との連携を検討するのがおすすめです。

AdSense単体での記事別収益の確認方法
GA4と連携しなくても、AdSense管理画面のTop pagesで記事別の収益は確認できます。
- AdSense管理画面「レポート」→「Top pages」をクリックする
- 期間を「過去30日間」または「今月」に設定する
- 「推定収益額」の列でどの記事が最も収益を生んでいるかを確認する
- 「ページビュー」「RPM」「クリック数」も合わせて確認する
GA4連携でできる「流入経路別収益分析」の活用方法
GA4連携で最も価値が高い機能が「どのアクセス経路から収益が出ているか」の把握です。
同じ記事でも検索流入とSNS流入では読者の行動が異なり、AdSenseの収益効率も大きく変わります。この違いを把握することで、どの流入経路を強化すべきかが明確になります。
- 検索流入(Organic Search)からの収益が高い:検索から来た読者はその記事の内容を目的に来ているため、関連する広告をクリックしやすい傾向がある。SEO対策を強化して検索流入をさらに増やすことが収益向上につながる
- SNS流入(Social)からの収益が低い:SNSから来た読者は「話題だから見た」という目的が多く、広告に関心を持ちにくい傾向がある。SNS流入はPVを増やす効果はあるが、AdSense収益への貢献は検索流入より低くなりやすい
- 直接流入(Direct)からの収益が高い:ブックマークや直接URLを入力して来る読者はリピーターが多く、サイトへの信頼度が高い。広告をクリックする可能性も比較的高い
GA4連携でできる「ユーザー行動×収益の分析」
GA4連携の最大のメリットは、読者の行動データとAdSense収益を組み合わせて分析できることです。
- 滞在時間が長い記事ほど収益が高いか確認する:読者が長く読む記事は広告が目に入る回数が多くなりCTRが高まりやすい。滞在時間が長いのに収益が低い記事は広告の配置に問題がある可能性がある
- 直帰率が高い記事の収益を確認する:直帰率が高い記事はすぐ離脱されているため広告がほぼ見られていない。記事の質・広告の配置・コンテンツの導入部分を見直す
- スクロール率と収益の相関を確認する:記事の途中で離脱されている場合、記事の後半に設置した広告が見られていない可能性がある。スクロールが深い記事を特定して広告配置の参考にする
分析に時間をかけすぎることには注意が必要です。GA4のデータを見て「どの記事を伸ばすべきか」が分かったら、すぐに記事の追加・リライト・内部リンクの改善という行動に移すことが大切です。データを眺めるだけでは収益は増えません。

GA4連携を活用すべきタイミング
GA4とAdSenseの連携はすべてのブロガーに必須ではありません。
- 月PV3,000以下:AdSense単体のTop pagesで十分。連携は後回しでよい
- 月PV3,000〜10,000:AdSense単体で基本的な分析をしながら、余裕があれば連携を設定しておく
- 月PV1万以上:連携して流入経路別・ユーザー行動別の分析を本格的に活用することをおすすめする
- 収益改善に行き詰まりを感じたとき:「なぜ収益が伸びないか」の原因を深く掘り下げるために連携データを活用する
データを収益改善に活かす方法
GA4とAdSenseの連携データは「次に何をすべきか」を判断するために使います。
データを見る目的は「収益が出ている記事を見つけて伸ばす」ことです。収益が高い記事に関連記事を追加する・内部リンクを増やす・リライトで質を高めるという行動につなげてください。

- 収益が高い記事が分かった:関連記事を増やす・内部リンクを追加する・検索順位を維持するためにリライトする
- PVは多いのに収益が低い記事が分かった:広告の配置を見直す・読者がすぐ離脱していないか滞在時間を確認する・高単価ジャンルの記事かどうかを検討する
- 検索流入からの収益が高い:SEO対策を強化する・検索上位を狙えるキーワードの記事を増やす
- SNS流入からの収益が低い:SNSからの読者は広告をクリックしにくい傾向がある。SNS経由のPVに頼りすぎず、検索流入を増やすことを優先する
よくある質問
- GA4とAdSenseの収益データが一致しません
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GA4とAdSenseでは収益データの集計方法が異なるため、完全に一致しないことがあります。GA4はセッション単位で収益を計測し、AdSenseはインプレッション・クリック単位で計測します。また無効なトラフィックの調整がAdSense側で行われるため、GA4の数字の方が多く表示されることがあります。正確な収益額はAdSense管理画面の確定収益を参照してください。
- GA4のパブリッシャー広告レポートにデータが表示されません
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連携直後はデータの反映に24〜48時間かかることがあります。連携後2日以上経ってもデータが表示されない場合は、AdSense側とGA4側の連携設定を再確認してください。また連携に使っているGoogleアカウントが両方の管理者権限を持っているかを確認してください。
- UA(ユニバーサルアナリティクス)からGA4に移行しましたが再連携が必要ですか?
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はい、必要です。UAとGA4は別のプロパティのため、GA4側で新たにAdSenseとの連携を設定する必要があります。UAは2023年7月にデータ収集を終了しているため、まだGA4に移行していない場合はGA4の設定を先に完了してから連携してください。
- GA4とAdSenseの連携を解除することはできますか?
-
はい、できます。GA4管理画面「管理」→「プロダクトリンク」→「Google AdSenseのリンク」から連携を解除できます。解除してもAdSenseの収益には影響しません。GA4側でAdSenseデータが見られなくなるだけです。
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