AdSenseの収益が伸びないときに確認する5つのポイント【合格後にやること】
「AdSenseに合格したのに全然収益にならない」という方へ。
AdSenseの収益はPV数に直結します。合格後に収益が伸びない原因のほとんどは「PVが少ない」ことです。この記事では、収益が伸びない原因の確認ポイントと、PVを増やして収益を上げるための具体的な方法を解説します。

収益が伸びない根本的な原因はPVが少ないこと
AdSenseの収益は「PV数×CTR×CPC」で決まります。
収益が伸びない方の多くは、広告の配置や設定より先に「そもそもPVが少ない」という根本的な問題を抱えています。
月1万PVで月2,000〜3,000円程度が現実的な目安です。
収益が少ないと感じる前に、まず現在の月間PVを確認してください。
合格直後に「広告の配置を変えれば収益が上がるかも」と思いがちですが、月1,000PV以下の段階では配置を工夫しても収益はほぼ変わりません。まずPVを増やすことに集中してください。

確認ポイント1:良質な記事をコンスタントに増やしているか
PVを増やすための最も確実な方法は、良質な記事を継続的に増やすことです。
1記事あたり月100PV集まれば、100記事で月1万PVになります。良質な記事を積み上げ続けることが収益を上げる唯一の方法です。
- 検索上位10記事にない情報を書く
同じ情報をまとめただけの記事はGoogleに評価されにくい。自分にしか書けない一次情報・体験談・実例を盛り込む - 検索意図に正確に答える
読者が「このキーワードで検索したとき何を知りたいか」を考えて、その疑問に最後まで答える記事を書く - 更新を止めない
合格の達成感から更新が止まるケースが最も多い。週1本でも継続して書き続けることが収益を伸ばすための基本
確認ポイント2:既存の記事を定期的にリライトしているか
新しい記事を書くことと同じくらい大切なのが、既存の記事のリライトです。
公開から数ヶ月経った記事でもリライトすることで検索順位が上がり、PVが増えることがあります。
Googleアナリティクスで「検索順位が11〜20位の記事」を探してリライトするのが最も効果的です。1〜10位はすでに評価されているため大きな改善余地が少なく、21位以下は改善に時間がかかります。11〜20位の記事は少しの改善で1〜10位に上がる可能性があり、PVが一気に増えることがあります。

- 情報を最新版に更新する
古くなった情報・リンク切れ・変更された仕様を最新の状態に修正する - 一次情報・体験談を追加する
公開後に得られた新しい体験・データ・気づきを記事に追記する - 読者の疑問に追加で答える
コメント・SNS・検索クエリから読者が疑問に思っていることを把握して追記する - PVがほぼない記事は非公開にする
公開から3〜6ヶ月経ってもPVがほぼない記事は、サイト全体の評価を下げる可能性がある。リライトか非公開かを判断する
確認ポイント3:内部回遊を促す仕組みができているか
1人の読者に複数のページを見てもらうことで、PVを効率的に増やせます。
内部回遊率を上げることで、同じ訪問者数でもPVが増えて収益が上がります。
ブログカードを活用する
記事内に他の関連記事へのリンクをブログカード形式で設置することで、読者が自然に次の記事へ移動しやすくなります。
テキストリンクよりもブログカードの方がクリックされやすく、内部回遊率を高める効果があります。
- 記事の途中に関連記事のブログカードを挿入する
「この記事も参考になります」という形で自然な流れで関連記事に誘導する - 記事末尾に関連記事を3〜5本まとめる
記事を読み終えた読者が次に読む記事を迷わず選べるようにする - カテゴリー内の前後の記事に誘導する
「前の記事」「次の記事」のナビゲーションを活用して連続して読んでもらえるようにする
関連記事まとめページを作る
同じテーマの記事をまとめたインデックス記事(まとめページ)を作ることで、読者がサイト内の記事を一覧で確認できるようになります。
まとめページは内部リンクの集約点になるため、SEOの観点からもサイト全体の評価向上につながります。
確認ポイント4:SNSと連携してPVを増やしているか
検索流入だけでなく、SNSからの流入を増やすことでPVを効率よく積み上げられます。
特にブログを始めたばかりの段階は検索エンジンからの評価が低くPVが集まりにくいため、SNSからの流入がPVを補う大きな役割を果たします。
- 記事を書いたらX(旧Twitter)・Instagramで発信する
記事のURL・記事の要点・読者にとってのメリットを短くまとめて投稿する - SNSのプロフィールにブログのURLを記載する
フォロワーがいつでもブログにアクセスできるようにする - 記事内にSNSシェアボタンを設置する
読者が記事をSNSでシェアしやすくすることで、自然な拡散を促す - SNSで読者の疑問を把握する
コメント・リプライ・検索ワードから読者が知りたいことを把握して記事ネタにする
確認ポイント5:被リンクされるような記事を作っているか
他のサイト・ブログからリンクされること(被リンク)は、Googleがサイトの価値を判断する重要な指標の一つです。
被リンクが増えるとドメインパワーが上がり、新しい記事が検索上位に上がりやすくなります。結果としてPVが増えて収益も伸びていきます。
被リンクは狙って集めることは難しいですが、「他のサイトが引用したくなるような価値のある情報」を書くことで自然に増えていきます。調査データ・一次情報・独自の分析・他では手に入らない情報が含まれた記事は被リンクされやすいです。

- 他では手に入らない一次情報を公開する
自分だけが持っているデータ・体験・実績を記事にする。「WELUCAのサポート50件の実績から〜」のような情報は引用されやすい - 業界の網羅的なまとめ記事を作る
「〇〇について知りたければこのページを見れば全部分かる」というレベルの完成度の高い記事は被リンクされやすい - 図解・データ・比較表を含める
視覚的に分かりやすい図解・オリジナルのデータ・見やすい比較表は他のサイトに引用されやすい - SNSで積極的に発信して認知を広げる
記事の存在を知ってもらわなければ被リンクは生まれない。SNSでの発信が被リンクの起点になることがある
CTR(クリック率)を上げるテクニック
同じPV数でもCTRが上がれば収益は比例して増えます。
CTR(クリック率)とは、広告が表示された回数のうち何%クリックされたかを表す指標です。CTRを0.5%から1%に上げるだけで、同じPV数でも収益が2倍になります。
CTRはAdSense管理画面「レポート」から確認できます。まず現在のCTRを把握してから改善に取り組んでください。

- 広告を記事の読まれる場所に設置する
記事タイトル直下・本文中のH2見出し前後・記事末尾の3箇所が基本。読者の視線が自然に向かう場所に設置することでクリックされやすくなる - 自動広告のアンカー広告・全画面広告をオンにする
Googleが推奨するフォーマットはCTRが高くなりやすい。特にアンカー広告はスクロールしても常時表示されるためクリックされやすい - レスポンシブ広告を使う
スマホ・パソコンの画面サイズに合わせて自動でサイズが変わるため、表示される広告が画面に最適化されてCTRが上がりやすい - 広告の除外場所を適切に設定する
吹き出しの中・表の中・箇条書きの途中など読みにくい場所の広告を除外することで、コンテンツと広告の区別が明確になりクリックの質が上がる - 広告の数を増やしすぎない
広告が多すぎると読者が広告に慣れてクリックしなくなる。適切な数・場所に絞って設置する方がCTRが高くなる
CPC(クリック単価)を上げる方法
CPCはGoogleが自動で決定するため、直接コントロールすることはできません。
ただし「低単価の広告が表示されにくくなる環境を作る」ことで、間接的にCPCを高めることができます。
AdSense管理画面では、広告のカテゴリ・特定の広告主・認定バイヤーをブロックする機能があります。低単価の広告カテゴリをブロックすることで、残った広告の競争率が上がりCPCが高くなる可能性があります。ただしブロックしすぎると広告の掲載率が下がって逆効果になることもあるため、慎重に設定してください。

低単価広告カテゴリをブロックする
AdSenseでは特定の広告カテゴリをブロックして、低単価の広告が表示されにくくすることができます。
- AdSense管理画面「ブランド保護」→「コンテンツ」→「ブロックのコントロール」をクリックする
- 「一般カテゴリ」または「デリケートなカテゴリ」タブを選択する
- ブロックしたいカテゴリのトグルをオンにする
- 3〜7日間データを確認してRPM・掲載率への影響を確認する
- 掲載率が90%を下回った場合はブロックを解除する
ブロックを検討しやすい低単価カテゴリ
| カテゴリ | 単価の傾向 | ブロックの優先度 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 出会い系(Dating) | 極めて低い | ◎ 最優先 | 掲載率への影響がほぼなくブロックしやすい |
| 減量(Weight Loss) | 低い | ○ 検討 | 美容・健康系サイトは関連広告が減る可能性あり |
| ギャンブル(Gambling) | 低い〜中程度 | ○ 検討 | サイトのジャンルによっては収益に影響する場合あり |
| 参照情報(Reference) | 低い | △ 様子見 | 情報系サイトはこのカテゴリの広告が多く出る場合あり |
| 無料サービス(Free) | 極めて低い | ○ 検討 | 掲載率への影響が少ない傾向がある |
認定バイヤーをブロックする
カテゴリブロックより効果的とされているのが、低単価の認定バイヤー(広告主ネットワーク)をブロックする方法です。
AdSense管理画面「ブランド保護」→「コンテンツ」→「ブロックのコントロール」→「認定バイヤー」から、収益への貢献度が低い広告ネットワークをブロックできます。
ただし成果の低い広告ネットワークをブロックするとオークションの競争率が低下し、全体の収益が下がることもあります。
必ずRPM・掲載率の変化を3〜7日間確認してから判断してください。
高単価ジャンルの記事を増やす
広告ブロックより根本的にCPCを上げる方法は、高単価ジャンルの記事を増やすことです。
サイトのコンテンツに関連した広告が表示されるため、高単価ジャンル(AI・金融・ビジネス・車・不動産など)の記事が増えると自然にCPCが上がりやすくなります。
- AI・テクノロジー系:クリック単価50〜200円。2024年以降急上昇しており今最も注目すべき高単価ジャンル
- ビジネス・BtoB系:クリック単価30〜100円。士業・経営・マーケティング系も含む
- 車・自動車系:クリック単価15〜40円。安定した高単価ジャンル
- 不動産・住宅系:クリック単価30〜80円。リフォーム・賃貸・住宅購入系
収益が伸びないときのチェックリスト
収益が伸びないと感じたら、細かいテクニックより前に以下のチェックリストを確認してください。根本的な原因を解決せずに小手先の改善をしても収益は伸びません。

- 月間PVを確認している(月1万PVで2,000〜3,000円が現実的な目安)
- 合格後も週1本以上記事を更新し続けている
- 各記事に一次情報・体験談が含まれている
- PVがほぼない記事をリライトまたは非公開にしている
- Google Search Consoleで検索順位11〜20位の記事をリライトしている
- 記事内にブログカード・関連記事リンクを設置して内部回遊を促している
- 記事公開時にSNSで発信している
- 自動広告・アンカー広告・全画面広告をオンにしている
- 広告の除外設定でデザインを崩す場所を指定している
よくある質問
- 合格して1ヶ月経つのに収益がほぼゼロです
-
まず月間PVを確認してください。月1,000PV以下の段階では収益がほぼゼロになることは珍しくありません。広告の設定より先に、PVを増やすための記事追加・リライトに集中してください。月3,000PV前後から収益が実感できるようになります。
- PVはあるのに収益が上がりません
-
クリック単価(CPC)が低い可能性があります。AdSense管理画面のレポートでCPC・CTRを確認してください。CPCが低い場合はジャンルの見直し・高単価ジャンルへの記事追加を検討してください。CTRが低い場合は広告の配置の最適化・除外場所の見直しが有効です。
- どの記事をリライトすればいいか分かりません
-
Google Search Consoleの「検索パフォーマンス」から、検索順位が11〜20位の記事を優先的にリライトしてください。少しの改善で1〜10位に上がる可能性があり、PVが一気に増えることがあります。また公開から3〜6ヶ月経ってもPVがほぼない記事はリライトか非公開かを検討してください。
- SNSのフォロワーが少なくてもSNS連携は意味がありますか?
-
意味はあります。フォロワーが少なくても記事を発信し続けることで、少しずつ認知が広がります。また記事がSNSで拡散されることで被リンクが増えるきっかけになることもあります。フォロワーを増やそうとするより「有益な情報を発信し続ける」ことを意識してください。
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